老後を楽しみに生きてる
自分の将来を思い描けない
数週間、数ヶ月、ましてや数年後の自分を思い描けない
でも、おばあちゃんになって、ひなたぼっこしながら刺繍や編み物をする自分の姿は想像できる、想像したい
何週間何ヶ月何年経って、わたしの周りには誰がいるんだろう
誰が残っていてくれるんだろう
永遠なんてないこと、ずっと一緒にいられるとお互いにその時には間違いなく思っていたとしても、その終わりは案外簡単にやってくること、そしてそれは終わってしまったらもう元には戻れないということ
大人になって、そんな現実を知ってしまった
知りたくなかった
大切な人を失わないように
角を立てないように、波を立てないように、音を立てないように
そんなことは無意味だって理解して
相手の都合も気持ちも考えずに自分の好き勝手に周りを振り回して周囲の人たちは離れていって
じゃあどうすればいいのって思ってた大学時代
相手を受け入れてから、自分も受け入れられて、それでこそやっと人間関係が成立するんだって感じだ社会人一年目
わがままに生きてきたから、気づくのが遅かった
自分は苦労してるだとか、可哀想だとか、周りよりもたくさん頑張ってるとか、そんなことばっかり考えていたんだと思う
だから何?って周りから見たら思えることを
わたしは周囲のことを何も考えられていなかったんだと思う
相手を理解して受け入れるっていうのは思っていたよりも難しくて
大好きなところがたくさんあるのに、一部分を取り出してここはどうだ、ああだ、よくない、変える気はないの?と問い詰めて
人はいつか離れて行くことを身を以て実感したはずなのに
何があっても一緒にいてくれるなんて保証はないのに
無条件にわたしのことを全て受け入れてくれたこの現実に甘えている、と思う
甘えたくない
自分のせいで周囲をもう傷つけたくない
大切に、大切に、大切にして
たくさん感謝を伝えたいと思うよ
ありがとう