成るように成る神頼み精神から脱出!
私の気持ちなんて全然考えてくれてないって思って辛かったあの日を思い出して悲しくなったけど、結局は全部自分のエゴでしかないな。
私はこれだけあなたのこと思って行動してんのに!みたいな。
結局相手の都合なんて全然考えてないんだよな。喜んでほしいなって気持ちがただただ空回りしてるんだよな。
「皆まで言わない」なんて言葉もあるけれど、察するなんて何十年一緒にいたって難しいと思う。「目と目で通じ合う」なんて所詮都市伝説。結局言葉にしなきゃ伝わらない。
自分は自分、人は人、彼は彼で、友達は友達。いろんな人がいて当たり前なのに、どうしても比べてしまう自分がいるけど、いつになっても目の前の幸せだけ噛み締めていたい。と思う。
自分のエゴで相手を振り回さないように。
たった一つの爪痕をみて、取り返しのつかない大怪我を負わされたなんて間違っても思わないように。
沢山の優しさと、沢山の絆創膏と、沢山のあったかさをいつまでも忘れたくない。
今当たり前だと思っていることが、数年前までの過去の自分からしてみればどれだけ羨ましいことで、どれだけ夢に見たことで、それがどれだけ自分に無縁だと思っていたか。
きちんと振り返って、思い返して、そのありがたさに感謝して、毎日を終えたい。
先の見えない不安定な関係だと思っていたし、それがいつ崩れるかもわからないのは変わらないけれど、それでもこれからも一緒にいたいと思うようになった。
漠然と一緒にいられたら嬉しいなー。と思ってたけれど、一緒にいられるように頑張ろう、努力しようと思えるようになった。
取り柄もないし、いいところもないけど、その分優しく包み込む存在でありたいと思う。
私が辛い時、悲しい時に穏やかに包み込んでくれるように、私が辛い時、悲しい時に飛び込みたいと思える場所であるように、相手にとってもそうであれるように努力したいと思う。
付き合いが長くなるにつれて、羞恥がなくなるのも、気を遣わなくなるのも、良いと思う。
でも、遠慮がなくなるのは、それは、優しさではないし、愛でも無いと思う。
好きだと言ってくれたから好きになったのかと不安になった日。
好きだと言ってくれた人が、他の人だったらその人を好きになっていたのかと不安になった日。
好きだなんて言ってくれるなんて嘘だ、きっとすぐにポイされるんだどうせって不安になった日。
全部をなんだそれーって笑い飛ばせる日が、いつの間にか来てた。
今が当たり前ではないこと。穏やかな毎日が幸せだということを、忘れずに生活していたい。
私はこんなに考えて、私はこんなにも……って厚かましく口うるさくネチネチダメ絶対。
彼は気づかないかもしれないけれど、その分彼も私が気づかないところでたくさんの優しさをくれているということをきちんと把握できなくても理解したいと思う。
「あなたのいつもの行動を見てたら、すぐに思いついたよ」
って、キーケースをプレゼントしてくれた時、嬉しかったなあ。
「だっていつもさ、すぐ鍵ない鍵ないって言うんだもん!(笑)」
って、よく見てるなあと思ったよ。
「本当はね、ここに合鍵付けて、これからはいつでも好きな時に来ていいよ、って言おうと思ってたのになあ」
って笑って言ってたこと、かっこいいこと完璧に出来ないところも、らしいなあと思って愛しかった。
サプライズなんてできないくせに、サプライズのつもりで食事を予約してくれて、その日その店にいたカップル全員が女の子の誕生日祝いだったことも、不器用な男の子たちが行き着いた末がこの店だったんだなあって思ったら微笑ましくてとても愛しかった。
体調が悪いと言えば、これでもかと言うほど心配してくれる優しさがある人に、私は何を求めてるんだろうね!何もいらないよ。
一緒に居る時間が長くなれば長くなる程、きっとすれ違うことも、気になることも、怒れることも、きっと沢山あるんだと思う。
愛しいと思ったあの日のこと。好きだと思ったあの日のこと。優しさを感じたあの日のこと。包み込んでくれたあの日のこと。
思い出して、これからも、この先も、一緒にいられる努力をしたい。
この先何があるかなんてわからない。
絶対なんてないのもわかってる。
それでも、その不確かなこの先を、一緒に歩めるように少しでも足掻きたい。
もしかしたらそう思えなくなる日がいつか来るかもしれないし、それが相手に来るかもしれないけれど、終わるその時まで、きちんと愛されて来たように愛したい。それが誠、だと思う。責任、だと思う。
これからもモラルある人に言って恥じないように生きようね。たまには2人の秘密もいいかもね。
友人が愚痴垂れるその時、あー私ってそういう不満や愚痴って全然ないなーかわいいもんだなー愛しいなーってか可愛いなーってかめっちゃ好きでいてくれてるじゃん彼!って毎回思うその感じが、たまらなく幸せ。
こんな気持ち、一生味わうことなんてないと思ってたからこんな気持ちにしてくれた彼には感謝しかしてない。
これからも一緒にいたいと思っています。2018.4.23